うち天

子育てで日々挫折するおじさんのブログ

おままごとキッチンを購入 高さ80cmの本格派なのにコスパ最強


こんにちは、5歳の女の子、2歳の男の子をもつアラフォーのおじさんです。

長男(2)はおままごとが好きで、妻が保育園に迎えに行くと、よくままごとキッチンで遊んでいるそうです。

そんなに好きなら、ということで、自宅にもコスパ最強のままごとキッチンを買いました。

価格

今回買ったのはこちら。

下の写真は色がレッドですが、実際にかったのは「ナチュラル」という自然な木目のバージョンです。

2018年6月23日注文し、Amazonで7,900円でした。これを書いている2018年7月23日時点では8,280円になっています。

購入前に調べたところ、大きめのままごとキッチンは1万円以上するものがほとんどでした。

15,000円くらいを中心に高いものは数万円(!)。たまに安いのを見つけたら高さ10cm、幅30cmくらいの小さなものだったりして、長男の好みではなさそうだったので、そちらは断念。

今回購入した「ottostyle.jp おままごとキッチン」はサイズやセット内容が同じような商品のなかでは群を抜いて安かったです。後で紹介しますが、しっかりした作りのおもちゃなので、かなりお得感があります。いい買い物をしました。

10,000円弱だとこれなんかもかわいいですね。

組み立て式です

この商品は組み立て式です。バラバラの部品の状態で届き、自分で組み立てる必要があります。

ままごとキッチンは組立品が多いですが、完成品もいくつか見かけました。組立品と完成品が用意されている商品では、完成品が数千円高く売られていました。

おもちゃというより家具

組み立ててみた感想としては、これはおもちゃというより「家具」。

なにせ発送重量は16.5kg。

システムキッチン全体をモチーフにしているので、部品の数と種類も多いです。蛇口、取手、ドア、フックなどなど。

取扱説明書を見たときはそれほど大変そうな印象はなかったのですが、なかなかの強敵でした。完成までに要した時間は1時間20分でした。

重さもあるし、ネジ穴が小さくてネジがかなり入りにくいところもありました。力の弱いひと、苦手なひとは無理しないで誰かに頼みましょう。ケガしないように。

ドライバーを用意しましょう

合計80個くらいのネジを取り付ける必要がありますが、同梱の小さなドライバーではかなり大変だと思います。

▲ 製品同梱のドライバー

使えないことはないのですが、サイズがピッタリではなく、ちゃんと回すためにはかなり力が要ります。柄も短すぎます。あれで80個もやるのはそうとうな労力です。

▲ 左が同梱ドライバー。若干小さく、強く押さえつけないと空回りしてしまう。右は自宅にあったもの

高いものを買う必要はありませんが、一本普通のドライバーを用意たほうがいいです。持っていなかったら、同梱のネジを100円ショップやホームセンターに持って行ってサイズが合うのを選ぶといいかも。当然ですが電動ドライバーがあればかなり楽です。

ねじねじアンパンマンごうは大人がハマる! 憧れの電動工具に子供も夢中です - うち天

あと、軍手。手袋をせずに作業したら翌日手が痛かったです……。

▲ このドライバー一本で組み立てた。柄が長いので収納扉の取り付けなど狭いところは大変だった

ネジは多めに添付されています

今回付いていた中に、ネジ山が潰れた*1ネジがひとつありました。

ペンチで回して無理やり付けてしまったのですが、完成後に予備のネジが入っていることに気づきました。各ネジ、1個以上の予備があるようですので、なめてしまったときや不良品があったときには落ち着いて数を確認しましょう。

大きさは?

高さ80cmで、ちょうど長男の身長と同じくらい。実物を見るとけっこう大きいです。これだけ大きいととってもキッチンらしいです。

こりゃ、あそびがいがありそう。

天板の高さが2歳児にちょうどよかった

天板の高さは50cmで、身長83cmくらいの長男でちょうどいい感じ。いっぽう長女(5)は身長110cmくらいで、長男と比較すると少し低めに感じますが、遊ぶにはまったく問題ありません。

これなら長く遊べそうです。

ドアがゆっくり閉まるのがうれしい

前面の収納ドアのちょうつがいは、ねじがまっすぐ入らず取り付けに苦戦しました。このちょうつがい、実は「スローダンパー」というゆっくりしまるちょうつがいになっています。

バンッ!としまって指を挟んだりしにくい、という安全に配慮された部品なのですが、うれしいのはそれだけじゃありません。

なんといっても、子供が開け閉めしてもうるさくないという点。最高。

家具のドアが閉まる「バタン」という音が嫌いなので、個人的にはこれが最高にありがたいです。

こどもは当然、何回も何回も開け閉めするじゃないですか。あの「バタン」を延々と聞かされるのはつらいですが、スローダンパーなら大丈夫。知らずに買いましたが、これは本当にラッキーでした(Amazonの商品ページにはちゃんと書いてありました)。

自宅の家具全部このちょうつがいにしたいです。

シンプルな見た目

色は3種類から選べます。

  • ホワイト
  • レッド
  • ナチュラス

(Amazonの写真にはピンクも写っているのでピンクもあるのかも)

わが家では「ナチュラル」を選択。自然な木目なのでどんな部屋にも合わせやすいと思います。うちでは和室に置いています。ままごとキッチン自体は洋風なので心配でしたが、意外に違和感ないと思いませんか?

置き場所を考えずに買ってしまったので、今は空いていた窓際に仮置きしていますが、壁際に置いて転倒防止グッズで止めるなど、地震対策もしっかりしましょうね。どっしり重くて簡単には倒れませんが、万が一にもこどもが転倒に巻き込まれないようにしましょう。

「ホワイト」はどう見ても白じゃないので気をつけたほうがよさそうです。口コミでも「ホワイトというより薄いパープル」という意見がありました。

こども部屋がある家ならレッドもかわいくていいかもしれませんね。

人気なのか「ナチュラル」は2018年7月23日時点では品切れになっています。

口コミの評判は?

口コミでは星5つのうち4.2、星5つが61%となっていて概ね好評のようです。

低評価レビューでは、「ネジが入らなかった」、「ネジが一本短かった」というレビューがありました。

上の方にも書きましたが、確かにネジが固い箇所がありました。ネジの不良品というよりは、ネジ穴が小さすぎるのだと思います。サイズが合っておらず斜めに入ってしまい、途中で進まなくなってしまうという感じでした。

ドアのちょうつがいのネジなので、開閉でひんぱんに力が加わっても緩みにくいように固めなのかとも思いましたが、最後まで締められないのでは意味がありません。製品の改良を期待します。

それと「薄紫」を「ホワイト」と表記するのはやめたほうがいいのでは……(「パープル」と書いたらなんとなく売れにくそうな気もするけど)。

さっそくキッチンで料理を作る長男。将来は天才シェフ間違いなし

▲ もともと持っていたおもちゃのキッチングッズやコップを並べてみた

▲ たっぷり収納。左右に2つずつ見えるちょうつがいを止めるねじがぜんぜん入らず苦戦した。Amazonにも同様の口コミあり

▲ まさかの4つ口コンロ。つまみもちゃんと4つある

この商品には、調理器具や野菜のおもちゃが付いたセットもあります。でも野菜は100円ショップでも売っているので、木製のおしゃれなトレイが付いているとは言え、これで数千円はちょっと……という印象です。

調理器具はなべ2つとフライパン、しゃもじなどのセット。持ち手が木製で、とてもかわいいです。ちょっと欲しい。

下の写真のなべはままごと好きな長男にあげた本物のアルミ鍋です。小さくて、このキッチンにちょうどいい感じ。

▲ 野菜とケーキとばいきんまんの煮込み。おいしそうですね

▲ お盆で料理を持ってきてくれた天才シェフ(予定)。シェフの気まぐれサラダ的な何か

長男が持っているのはお盆でなく、このおままごとキッチンに付属の「シンクのふた」です。そして、ボウルっぽいのは「シンク」。シンクのふたは、まな板にもなるので包丁ごっこもできます。

ここまで大きなおもちゃははじめて買いました。安い買い物ではありませんが、類似商品と比べればかなり安いですし、作りもしっかりしていて*2長くあそべそうです。買ってよかった!

*1:いわゆる「なめた」状態ということではなく、ネジ穴の十字がちゃんと切れておらず金属が残ってる不良品でした

*2:組み立てが悪いと危険なので注意