うち天

子育てで日々挫折するおじさんのブログ

書評

問題作? 衝撃作? 絵本『オオカミがキケンってほんとうですか?』感想・レビュー

こんにちは、6歳の女の子、3歳の男の子をもつアラフォーのおじさんです。 『オオカミがキケンってほんとうですか』という絵本が衝撃的だったので紹介します。 なにがどのように衝撃なのかは、読んでのお楽しみ。 現代的な内容 衝撃の展開 びっくりさせてお…

【書評】『うつ病九段 プロ棋士が将棋を失くした一年間』

こんにちは、6歳の女の子、3歳の男の子をもつアラフォーのおじさんです。 東京・中野の中華屋さんの前で立ちすくむ男性がいました。 藤井聡太プロが昼食に注文したメニューがニュース報道されるいっぽうで、将棋棋士・先崎学九段は、うつ病の症状により決…

【感想】『一発屋芸人列伝』髭男爵 山田ルイ53世にしか書けなかった一発屋芸人の多様な生き様

一発屋芸人の多様性 一発屋芸人列伝posted with カエレバ山田ルイ53世 新潮社 2018-05-31 Amazon楽天市場Yahooショッピング7net 一発屋芸人のその後を追った本書。 一口に「一発屋芸人」といっても中身はまるで違う。 売れ方も違えば、生き残り方も違う。い…

書評『誰もボクを見ていない』「カネのために殺した」に隠された270ページの絶望

こんにちは、4歳の女の子、1歳の男の子をもつアラフォーのおじさんです。 山寺 香『誰もボクを見ていない』(ポプラ社)を読みました。 17歳の少年が祖父母を殺害して金を奪った事件。埼玉で実際に起こった事件です。 犯人である少年の生きてきた境遇は…

書評『バッタを倒しにアフリカへ』バッタに恋した男がアフリカで見たまさかの光景とは?

これは、バッタとある男の恋物語である。 あなたの想像通り、この恋は悲恋だ。 著者はファーブルに憧れて昆虫学者を志し、 バッタに食べられるために(!!)西アフリカはモーリタニアへ渡る。 アフリカは大発生したバッタによる農作物の食害で飢饉に苦しん…

話題沸騰の絵本『いっさいはん』でうちの「よんさいはん」が大大大爆笑!ww

こんにちは、4歳の女の子、1歳の男の子をもつアラフォーのおじさんです。 『いっさいはん』という絵本を知ってますか? ありとあらゆる一歳児あるあるを集めた絵本『いっさいはん』 よんさいはん(四歳半)に読み聞かせたら大爆笑でした おわりの一句

書評『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』この本は最強のおっさんホイホイ

こんにちは、4歳の女の子、1歳の男の子をもつアラフォーのおじさんです。 今日は各所で話題の『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』という科学エッセイの紹介です。 だれが読んでも笑えて、しかも勉強になる本ですがアラフォー以降のおっさんに…

書評『さかなクンの一魚一会』 こどもから大人まで夢を持つすべての人に読んで欲しい

「出会い」 この本のキーワードをひとつだけ挙げるとすればこれしかないと思います。 さかなクンは「出会い」でできていました。 目次 人と出会い、魚と出会い マネすることはむずかいしけど大いに見習いたい さかなクンのお母さんの子育て法 1.「好き」を受…