うち天

子育てで日々挫折するおじさんのブログ

おすすめのメダカの餌 - 今年も子メダカがたくさん生まれてます


こんにちは、6歳の女の子、3歳の男の子をもつアラフォーのおじさんです。

去年(2018年)、こんな記事を投稿しました。
黒メダカが卵を産んだのでさっそく採卵しました - うち天

ことしも順調にメダカの稚魚が生まれています。

一ヶ月くらいまえに餌を変えたら、メダカが大量に卵を産むようになったので紹介します。

餌を変えたらこうなった

▲ よく見ると孵化して3日目くらいの稚魚が写ってます

いままであげていた餌がなくなり、ことし新たに買った餌がこちら。

顆粒タイプの「メダカ元気 繁殖・成長用 プロバイオフード」(40g)です。
老舗アクアリウムメーカーのGEXの商品なので、通販でもペットショップ・ホームセンターなどでも比較的手に入りやすいと思います。

産卵数が増えた

この餌に変えてからメダカの産む卵の数が増えました。

この餌のおかげと言い切ることはできませんが、今シーズン産卵をはじめてから1ヶ月以上経っている状態で、この餌にした3日後くらいから、スイレン鉢の上から見て違いがわかるほど増えました。

これまで7個前後だったのが、いまは15個くらい。
(通常10~20個くらい産むと言われています)

これから成長すれば20個くらい産むようになるのかもしれませんね。

「繁殖・成長用」の商品名は伊達じゃないようです。

▲ 粗たんぱく質 48.0%以上

製品裏面の成分表を見るとなんと粗たんぱく質が48%以上とのこと。

[参考]
粗タンパク質とは - コトバンク

この高たんぱくが効いていると思われます。

ゆっくり沈むタイプですが、意外にはやく沈みはじめます。
うちのメダカは沈んでからも泳いでいって食べてますが、浮かんでるのしか好まない場合はちょっと向いてないかもしれません。

子メダカの餌としても使えて便利

個人的にとてもうれしいのが、手でかんたんにすりつぶして稚魚にも与えられることです。

毎日のことなので、親メダカと稚魚用の餌を別々に用意するのは意外と手間です。

指先でグリグリっとすりつぶして細かーーい粉末状にすれば、孵化数日後のはじめての給餌からこれでだいじょうぶです。 それでも大きめの粒は孵化したての稚魚には大きすぎるので、最初は念入りにすりつぶしましょう。

1cmくらいに成長すれば、すこし細かくするくらいでも食べます(そのままでも食べるかも)。

ニオイが……w

この商品、けっこうニオイがあります。

猫や犬のドライフードに似た、なんとも言えない野性的なタンパク質のにおい、という感じ。

これをすりつぶすと、指先がワイルドになります。野生です。
そのまま鼻をほじると大変なことになります。やりました。

給餌したあとは速攻で手を洗っています。爪に入るとニオイがなかなか取れないのでご注意をw

水の汚れを抑える効果はよくわかりません

乳酸菌・納豆菌・酵母菌の3つの善玉菌のチカラで水の汚れを抑えると書かれていますが、その効果はあまり実感できていません。

比較対象がないのでわからないんです。

一般的には高栄養なほど水が汚れやすいのですが、その割りに特段汚れていないのは善玉菌のおかげなのでしょうか???

ただうちのスイレン鉢はいままであまり水質が悪化したことがなく、鉢の環境や生態系のバランスがいいだけかもしれません。
ちなみに今年は藻の発生が少ないのは日照時間が少ないためだと思います。これから夏本番を迎えると一気に増えるかもしれません。

おわりに

いま30匹くらいの稚魚がいますが、殖やそうと思えばいくらでも殖やせそうです。
成魚まで生き残るのはもっと少ないですが、孵化させるのはいまの環境ではそれほど難しくありません。

ただ、わが家のスイレン鉢の大きさではこれ以上の数を飼育するとメダカにとってストレスになりますし、餌やフンの量も増えるので短命になります。
(大量の水、少ない数、控え目の餌で育てると長生きします。わが家では3年くらい生きた子がいました)

繁殖というのはどのペットでもうれしいものですが、節度を持って大切な命を育てたいですね。
うちでも、必要以上に積極的な繁殖(採卵・孵化・給餌)はせず、ある程度以上は自然にまかせようと思います。

鉢のなかで自然に孵化してやがて淘汰されるメダカ、孵化しない卵、親メダカに食べられる卵などもたくさんいるわけで、ペット飼育というのはとても業の深い行為だとしっかり認識してメダカたちを育てていきます。

   黒メダカが卵を産んだのでさっそく採卵しました - うち天