うち天

子育てで日々挫折するおじさんのブログ

映画『search/サーチ』をネタバレなしでおすすめします 『カメラを止めるな!』と似てる?


こんにちは、5歳の女の子、2歳の男の子をもつアラフォーのおじさんです。

2018/10/26(金)に公開したばかりの映画『search/サーチ』(原題:searching)。

予告編や記事を観て気になっている人も多いのではないでしょうか。

さっそく観てきたのでネタバレなしで感想を書きつつ、おすすめしてみます。 (ネタバレしないように書いたら内容がまったくない記事になってしまいました……無念)

まだほとんど内容を知らないひと、絶対ネタバレしたくないひと向けレビュー

まよってるならぜったい観たほうがいいです。 おもしろいです。

脚本がよく練られていて、中だるみもなく最後まで飽きずに観られます。

できれば予告編も見ず、SNSやレビューサイトの口コミも読まないで、予備知識なしで行くとより楽しめるでしょう。まあそれは大体どの映画でも同じですけどね。

!!注意!!
この下に、予告編を見たり、あらすじを知っているひと向けのレビューがあります。

予告編を観たり、あらすじくらいは知っているひと向けレビュー

予告編はセンセーショナルな言葉がならんでいますね。

特に映像表現やネット・SNSについて。

それらはとても重要な要素ですが、この映画の本質、だいじなところはそれだけではありません。

珍しい映像表現を観るだけの映画でなく、きちんとストーリーをたのしめる映画になってますよ!

予告編を観たときの予想はきっと裏切られるでしょう。もちろんいい意味で!

!!注意!!
この下に、映画『カメラを止めるな!』を観たひと向けのレビューがあります。

『カメラを止めるな!』を観たひと向けレビュー

(ネタバレはありませんが、予備知識を一切入れたくないひとはカメ止めを観たひとでもここは読まないほうがいいです。一応)

カメ止め、おもしろかったですね。筆者としてはここ数年でナンバーワンのおもしろさでした。

さて、この映画『search/サーチ』、口コミなどでは「カメ止めを思い出した」といった声が見られます。

確かに似ている点もありますが、筆者自身はあまり似ているとは思いませんでした。

  • すぐれた脚本・ストーリーである
  • 映像体験としてたのしめる
  • 繰り返し観たくなる

このあたりは共通するポイントかな。

でもカメ止めのような体験を! と期待しないほうがいいです。カメ止めがあまりにおもしろすぎるので……。

ぜんぜん違う映画なので無理に比較するのも野暮ですしね。

宇多丸氏考案 「映画を見ている時の感情の流れだけを抽象的にお伝えする」方式でレビュー

こちらの記事で映画『カメラを止めるな!』についてネタバレしないために、宇多丸さんが考案した斬新なレビュー方式。それが映画を見ている時の感情の流れだけを抽象的にお伝えする」方式。

https://www.tbsradio.jp/271737

宇多丸さんによる、カメ止めレビューをちょっと引用します。

まず最初はね、「ああ、なるほどな……ああ、まあ、なるほどね。そういうアイデアね……はいはいはい。わかります。まあまあまあ、がんばっているんじゃん? そういうアイデアにしては、がんばっているんじゃん?

……ん、ん? ああ、ちょっとこれ上手く行ってないのか?

この方式のいいところは、ネタバレを回避しつつ、観たひとと感情をシェアできるところ。自分の感情と比較しながら、映画を振り返るのって映画レビューの醍醐味ですからね。

映画『search/サーチ』について、筆者なりにこれをマネしてみます。先にお詫びしておきます。下手くそですみません。やってみたけどめちゃくちゃ難しいです。

『search/サーチ』について「映画を見ている時の感情の流れだけを抽象的にお伝えする」

(START)

(序盤) うわ、古っ。ああでもよくあるパターンのやつね。はいはい、お年頃ですし。

あー、あるある。ネットあるある。つっこみどころはあるけどそこはスルーしといたほうがいいやつね……。
……うーん、それはいいの……? ぜったい怒られるよ?

やっぱそれだよね、そうそう。それなー。それなー。
え? 違うの? あ、そう……はや

(中盤)
こわいこわいこわいこええよ!

ってそっちかーい。まじかー、またかー。
アメリカ映画だー。

え?

ん?

(終盤)
なにこれこわっ。

なになになに、ええ!?

おいおいおーい、ああそういえば……!!
あああ〜!! あれー!! あかーん!!!

えええぇ!! ああ、あの!?!?

まじすか、まじ?
どーすんのこれ、お願いお願い。
お願いだから…………。
…………。
うぅ……。

もう一回観たい。

(END)

おわりに

公開三日目の10/28現在、口コミ評価がやたら高いので、逆の評価もぼちぼち出てくることだと思います。

賛否が分かれるのはおもしろい映画の常です。

これから観る人は高評価も低評価も見ずに、観に行っちゃいましょ!

すでに観たひとは、いろんな口コミで自分と違う観点を見つけられるとたのしいですね。

わたしはとてもおもしろかったです。今年はおもしろい映画がたくさん公開されてうれしいです!