うち天

子育てで日々挫折するおじさんのブログ

70歳の母にLINEスタンプをプレゼントできるのがちょっとうれしい


こんにちは5歳の女の子、2歳の男の子をもつアラフォーのおじさんです。

ことし70歳になった母にたまにLINEスタンプをプレゼントしています。

母はスタンプのチョイスにこだわりがある

母との連絡は

  • キャリアメール
  • Gmail
  • FaceTime(iPhoneやiPadのテレビ電話。孫の顔を見せるため)

などを経て、いまはLINEに落ち着いています。

先日、実家に帰ったとき母が、
「スタンプが買えない。どうやるのか」
と聞いてきました。

LINEの決済方法はいろいろありますが、母のらくらくスマホでこまごまと決済情報を入力するのも面倒です。わたしが代わりに買う旨を伝えて、どれが欲しいのか選んでもうらうことにしました。

スタンプショップを見て回りますが、無限じゃないかと思うくらい膨大なスタンプの中から選ぶのはなかなか大変でした。

かわいいのがいい

どういうのがいいのか聞くと「かわいいのがいい」と言います。

LINEスタンプは9割がたかわいいので、あまり絞り込めませんが、なんとなく母が好きそうなのを勝手に推測して見せますが、やっぱり反応はよくない。

〇〇さんがいいの使ってた

さらに聞くと「○○さんが使ってたのがかわいかった」「(筆者の姉)のもよかった」と、友人や姉とのトーク画面を見せてきます。「なるほど、これね」と買おうとするとこんどは「〇〇さんと同じのはちょっと……」と言いはじめるではありませんか。

同じのが嫌ならなぜさっきそれ見せてきたし。

字が大きすぎる、お茶犬はもう好きではない

キャリアメールのアドレスが「ochaken」だったのを思い出してお茶犬はどうかと聞いてみると「お前は何年前の話をしてるんだ」とあきれながらこっちを見てくる。

これって普通、逆じゃね? 親が娘や息子に「あんた、これ好きでしょ」とか言って小学生時代に好きだったお菓子を出してくるみたいな。

その後も「これは字が大きすぎる」とかなんとか言いながら、無限スタンプの波をなんとかかき分け、乗り越え、2種類ほど購入しました。

ふぅ……LINEスタンプ買うのに30分近くかかっちまったぜ……。

一昔前:絵文字、いま:スタンプ

70歳のおばあちゃんですが、いま思うとキャリアメールのころから絵文字をバンバン入れてくるタイプでした。

おっちゃん、おばちゃん特有のあの文脈を無視した絵文字のチョイスが懐かしいです。

母の使うLINEスタンプは基本セリフ入りで変わったものもないので、トークも無難な感じでおもしろみに欠けますね。スマホの画面で文章を入れるのは手間だし、らくらくスマホはタッチの感度が独特なので、スタンプである程度会話できるLINEは意外と年寄り向きなのかもしれません。

120円の親孝行

こんな感じでたまに母にLINEスタンプをプレゼントしています。

あまり会話することもない親とスタンプの購入をとおしてコミュニケーションを取れるのもうれしいですし、高齢の親がLINEを使いこなして友達とでやりとりしているというのもなんだか「ばばあ、やるじゃん」という気持ちです。

いろいろと親不孝をしてきたので、小さな親孝行になっているといいのですが。 (アラフォーにもなって120円かよ!と自分でも思いますけどそれはまた別の話)

▲ 律儀にあげたスタンプでお礼してきた(アプリに促されるのかな?)