うち天

子育てで日々挫折するおじさんのブログ

あそべる地球儀「ほぼ日のアースボール」を買いました


こんにちは、5歳の女の子、1歳の男の子をもつアラフォーのおじさんです。

わが家の「辞典購入バイブル」
『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』
で、辞典や図鑑とともにおすすめされているのが地球儀です。

いい地球儀がないか長いあいだ探していたのですが、ついに5歳児と1歳児のいるわが家にピッタリの地球儀「ほぼ日のアースボール」を見つけて速攻でポチッと購入しました。

ほぼ日のアースボール

ほぼ日手帳で有名な「ほぼ日」が2017年11月に発売した地球儀が「ほぼ日のアースボール」です。

「ほぼ日」が多すぎる。

ほぼ日のアースボールのいいところ

1位:やわらかく壊れにくい

購入の決め手がこれ。
やわらかいことです。

ほぼ日のアースボールは塩ビ(塩化ビニル)製です。
折りたたまれた状態で梱包されていて空気を入れてふくらませると球体になります。

箱がまたかわいい。「おとなと こどもの 地球儀」だそうです

ほぼ日のアースボールを手に取ったひとは必ず思うでしょう。

「ビーチボールじゃん……。」

「ほぼ日」っていうか「ほぼビーチボール」。

ただしビーチボールより厚めで丈夫にできています。

さてビーチボールが家にあったら子どもはどうするか。

そうですね。

  1. まず、投げます。
  2. つぎに蹴ります。
  3. そしてぶん殴ります。
  4. 1歳児は噛みつきます。舐め回します。

でも大丈夫。丈夫なビーチボールなので壊れません。

小さな子がいる家庭に普通の(固い)地球儀が来たら子どもたちは壊れないようにやさしく扱えるでしょうか。
多くのご家庭でなかなか難しいのではないでしょうか。

「こらああ!! 壊れちゃうからやさしく使って!!」
と青筋を立てている自分が容易に想像できてしまいます。

せっかく買ったのに壊されては敵わんといって子どもの手の届かない場所に置くんじゃ本末転倒ですよね。

「地球儀を地球儀として使えるにはまだ早い」という年ごろの子どもが地球儀に慣れ親しむのにこのビーチボールほぼ日のアースボールはピッタリだと思います。

正直これを見た瞬間から他の地球儀はすべて選択肢から外れてしまいました……。

寝室に持ち込んで寝る前にARアプリを試す。これくらい気軽に持ち運んであそべるのがいい。

※ 上の写真は長女が自分で空気を入れた状態なのであまり丸くないですが、大人がしっかり空気を入れればちゃんと球体になります。

2位:スマホであそべる

スマホやタブレット(Android / iOS)の専用アプリを起動してほぼ日のアースボールにかざすと画面に映ったアースボール上に様々なコンテンツが表示されます。
流行りのARという技術ですね。

たとえば国旗や各国の世界遺産の動画(NHK『シリーズ世界遺産100』)、小学館の図鑑NEO 新版『恐竜』とコラボした恐竜分布図など、現時点で7種類のARコンテンツが用意されています。

各地にまつわるアイコンが表示されタッチで詳細データが見られます。

地名を入力するとぞうさんが場所を教えてくれる。「東京」で検索した状態

近寄るとなかなかの迫力。

地球儀に表示される恐竜をタップすると大きく表示される。手が小さいのでブレずにスマホを持つのが大変

さらにその恐竜の詳細なデータを見ることもできる

うちにある恐竜図鑑『はっけんずかん きょうりゅう』は0~3歳くらいがターゲットの小さい子向けのようなので、これを機にもう少し大きい子向けの図鑑を買おうかなとちょっと考え中です。
興味を持ったときが学び時なので。
(でも出費が……)

3位:地図の情報量が多く、眺めて楽しい

アースボールそのものの地図にいろんな情報が書き込まれています。

国名・国境など基本的な情報だけでなく、有名な建築物や動物などのアイコンも散りばめられています。

万里の長城も記載。こうして見るとすごい長さ

世界各地を眺めながらいろんな書き込みを探すのがたのしいです。

気になったところをARアプリでさらに詳しく見るとより知識が深まりそうですね。

ほぼ日のアースボールのざんねん・惜しいところ

長期的な耐久性は未知数

おそらく普通の地球儀よりは壊れやすいです。

普通の地球儀は荒っぽい使い方をしなければそれこそ10年でも20年でも保つでしょう。
色あせするくらいでしょうか。

あ、そういえば昔おじいちゃんちの書斎に古ーい地球儀が置いてあったな……。
あれはまさに数十年は経ってそうでした。

ほぼ日のアースボールは塩ビなのでそうはいかないでしょう。
数年といったところでしょうか?

子どもたちが小学校に入学するくらいまで保ったらうれしいのですがこればかりは未知数ですね。
いままでにビーチボールや浮き輪が破れた経験は無いことを考えると、ほぼ日のアースボールも簡単に破れることはないとは思いたいです。

ARアプリの操作性が悪い

アプリの操作性はけっこう残念な感じです。

起動が遅い、読み込みが遅い、スワイプで変な動きをする、などなど。
これはぜひとも今後の改善に期待します。

スマホをかざしてからARが認識するまでにすこしタイムラグがあります。

「あれ、なかなか認識しないな」
と思って、スマホを動かした瞬間に一瞬だけ認識してあわあわしたりします。
子どもはどうしてもスマホがブレるし、カメラで映しながらアースボールも触りたがるので余計に認識しづらいです。

台座(下の写真)が同梱されているので、これに置いて転がらないようにすると認識しやすいです。

値段が高い

耐久性とも関連しますが、ちょっとお高いです。

公式サイトやロフトでは税抜で5,500円(2017/12/7時点)。
5年くらい使えれば一日あたり3円くらいですねw

普通の地球儀が安いものだと1,000円くらいからあるのと比べると高く感じます。

ほぼ日のアースボールと同じくらいの大きさの商品は5,000円くらいのものが多いようです。

Amazonの地球儀の検索結果:地球儀

高額販売業者に注意

Amazonで1万円くらいの高額で販売(というか転売?)している業者がいます。

「大人気商品で商品確保費用が増加したためプレミアム価格での販売となります。」などと記載されています。

ほぼ日公式サイト、ロフト、東急ハンズなどで正規価格で購入できるので気をつけましょう。在庫もあるようです。(2017/12/9時点)

※ 公式サイトにAmazonでも販売しているとの記載がありますが、2017/12/9時点では高額販売業者の出品しか見当たりません。

購入後半年経って(2018/6/3追記)

約半年前に購入した「ほぼ日のアースボール」ですが、いまもリビングに置いてあります。

先日長女が突然「(前に旅行で行ったことのある)沖縄にまた行きたい!」と言い出しました。そして近くに置いてあったアースボールを手に取り、「東京の場所わかるよ! ここ。沖縄はどこ?」と聞いてきました。

▲ 「東京の場所わかるよ!」といって指差す長女。

沖縄の場所を教えると「こうやって飛行機で行くんだね」と東京ー沖縄間を手でなぞって示します。

「これこれ、こういう使い方! アースボール買ってよかったー!!」
と心中でガッツポーズしてしまいました(笑)

ちなみに東京の場所は、100円ショップで買ったお風呂に貼れる日本地図で覚えたようです。

▲ 各県の名物が描かれているので覚えやすい。

やっぱり地球儀と地図は身近に置いてあるといいですね。

おわりに

長女は映画でプリキュアたちが行った「パリ」の場所を覚えました!
それから自分の住んでる日本とブーツの形のイタリアも。

このままリビングに転がしておいて、テレビで国や地域が出たときにどこにあるのか探すと楽しそうです。

わたし自身は中学生以来、25年ぶりの地球儀です。
辞典や地図帳と違ってずっと眺めているものではありませんが、やっぱり身近にあるといいですね。

おしゃれなインテリアという感じでの商品ではないけど、地球儀のある暮らしってなんかオシャレ感があります(笑)