抱っこで寝かしつけた赤ちゃんを布団に置いた瞬間に泣きはじめてしまう、通称「背中スイッチ」。
うちの1歳男児には効果バツグン・ほぼ100%の確率で着地に成功している方法を紹介します。
さっと検索した感じでは同じ方法は見かけなかったのでやっている人は少ないかも?
やり方
前提
- 縦抱きで寝ている状態から布団またはベッドに着地させるときのテクニックです。
- (ベビーベッドに寝かせるときには使えません)
- (横抱きからでもできなくはないと思いますが試していません)
- (新生児の背中スイッチにはあまり効かない気がします)
- 効果がなかったらごめんなさい。
- そんなのとっくに試してダメだったんだよバカ!って人ごめんなさい。
背中スイッチの正体は「あお向けへの移行」なのでは?
背中スイッチの原因・理由はいろいろな説がありますが、わたしは
「地面に対して垂直な状態から、後ろに倒れるようにしてあお向け状態になること」
が一番の難敵だと思っています。*1
後ろに倒れるのと前に倒れるのどちらが恐怖感が強いか、自分に置き換えて想像してみるとわかると思います。
寝ていても三半規管は機能していますので、後ろに倒れ込むのは本能的に危機を感じるのではないかと思うのです。
一方、前に倒れ込むのは親に寄りかかって、より密着することになります。
こちらの方がだんぜん恐怖感が少ない気がしませんか?
親の体から離してあお向けにするタイミングで少し起きてしまう子ならこの後の方法に期待できますし、あくまで「着地」が問題なのであってあお向けにするタイミングは問題ないという子でも、実は上記のような本能で眠りが浅くなっている可能性もあるので、試してみてはいかがでしょうか。
縦抱きからうつ伏せへ
「あお向けになる瞬間が怖いのでは」という仮定のもと縦抱きからうつ伏せへ移行する方法を試します。
簡単に言うと次のとおり。
- 抱っこしたまま親がベッド・布団にあお向けに倒れて
- 親のお腹の上からベッド・布団へ下ろす
簡単でしょ?
ベッドの場合
ベッドの場合は簡単です。
- 縦抱き(手で抱っこ or 抱っこひも)
- ベッドに腰掛ける
※ 腰掛けるときに前かがみになると「プチあお向け」になるので注意。 - 抱っこしたまま、ゆっくり後ろへ倒れていく
- 抱っこひもなら手が空いているので手をつけばOK
- 手で抱っこのときは片手をついたり、腹筋&脚を使ってうまいことやってください
- お腹の上で子どもがうつ伏せになっている状態
- 眠りが浅くないかしばらく様子見
- 自分の脇にゆっくり下ろす
- コロンと半回転させてあお向けに着地させる
- お腹の上からずらすようにあお向けまたはうつ伏せに着地させる
※ 特に乳児はうつ伏せ寝にならないように、着地がうつ伏せでもあお向けにコロンとさせてあげてくださいね。
抱っこ紐のベルトは2以降の外しやすいタイミングで外しましょう。
布団の場合
ベッドと基本的には同じですが、横になるまでが少し大変です。
(正直、感覚でやっているので文章にしてもわかりにくいと思います。すみません)
4以降はベッドと同じです。
- 縦抱き(手で抱っこ or 抱っこひも)
- ゆっくり片ひざをつく → さらにもう一方も。
※ 膝をつくとき前かがみになると「プチあお向け」になるので注意。 - ゆっくりお尻をつき、さらにそこからゆっくり後ろへ倒れていく
- 抱っこひもなら手が空いているので手をつけばOK
- 手で抱っこのときは片手をついたり、腹筋&脚を使ってうまいことやってください
- お腹の上で子どもがうつ伏せになっている状態
- 眠りが浅くないかしばらく様子見
- 自分の脇にゆっくり下ろす
- コロンと半回転させてあお向けに着地させる
- お腹の上からずらすようにあお向けまたはうつ伏せに着地させる
※ 特に乳児はうつ伏せ寝にならないように、着地がうつ伏せでもあお向けにコロンとさせてあげてくださいね。
抱っこ紐のベルトは2以降の外しやすいタイミングで外しましょう。
部屋や筋力に合わせてアレンジしてみてください
手順1~6のなかで子どもが後ろへ倒れるタイミングがないのがポイントです。
うつ伏せからあお向けにするのも寝返りと同じ回転なので三半規管に優しいはず。
親がうしろへゆっくり倒れ込むのが筋力頼りなのがこの方法の難点です。
壁にもたれかかるとか、何かにつかまるとか、アレンジして安全な方法を探していただければと思います。
手順6で、布団におろすやり方もお子さんの好みに合わせて試してみてください。
*1:実際にはスイッチの正体は1つでなく様々な要因でしょう。個人差もあるし