こんにちは、4歳の女の子、1歳の男の子をもつアラフォーのおじさんです。
買って一年くらいしかたっていない冷蔵庫からガラガラガラッという異音が発生するようになりました。
生活に支障をきたすほどでしたがメーカー修理は2週間先。
困り果てて近所の電気店に相談したらその日のうちにメーカーの出張修理を呼んでくれて、即日で直っちゃった!
生活家電の緊急事態はまちの電気屋さんが最強かもしれません。
冷蔵庫から大音量の異音が鳴り出して夜も寝られない
購入して一年くらいの日立の冷蔵庫(R-S4200FL)から異音がしはじめました。
日立の冷蔵庫(R-S4200FL)から異音。 pic.twitter.com/ka0dqfSKFB
— 煮卵@うち天 (@uchiten2) 2017年11月12日
当初は「カラカラカラ……」という程度だったのが、最終的には
- ガラッ…ガラッ…ガラッ…ブゥゥゥーーーン…
- ガラガラガラッ……(その後しーん…)
- カッカッカッカッカッ…………ゴッゴッ……
などのように不規則かつ大音量になりました。
数時間発生しないこともあれば、延々と鳴り続ける時間もあります。
そして冷蔵庫のドアを開けると収まります。
ググった感じでは庫内に冷気を送るためのファンが怪しいようです。
あまりの大音量で睡眠に支障をきたすくらいですし、集合住宅なのでお隣さんなどご近所に迷惑をかけていないか心配がつのります。
メーカーサポートに連絡したら出張修理は2週間後
日立のウェブサイトから修理を依頼したら、出張修理は2週間後とのこと。
この音で2週間はヤバい。
家庭内もしくはマンション内で暴動が起こるぞ。
藁をもつかむ思いで近所の電気屋さんに相談→即日メーカー修理
一刻も早く音を止めなければなりません。
しかし冷蔵庫には大量の食品が格納されています。
特に冷凍庫に冷凍食品がぎっしり。
廃棄するのはもったいないし、これが無いと日々の食事のやりくりが破綻します。
共働きで小さなこどもが二人いるので生鮮食品・冷蔵品だけで乗り切るのはむずかしいのです。
家電レンタルは届くのに数日かかる
2ヶ月くらい前に電子レンジが壊れたときには「家電レンタル」を利用しました。
家電レンタルは一般的に届くまでに数日かかります。
前述の通り、数日間も待てない状況でしたので残念ながら今回はあきらめました。
(他に手がなければ借りていたと思います)
参考リンク:
家電レンタル・家具レンタルの「かして!どっとこむ」
昔はまちの電気屋さんが修理してくれたのを思い出した
メーカー修理が2週間先ってどういうことだよ!!!
と心中で毒づいているときに、ふと思い出しました。
若者は知らないかもしれませんが、昔は地域に電気屋さんがあって家電が壊れた時はまずはそこに相談していたのです。
家電量販店とは違いますよ。
広さで言うと15畳とかそれくらいのお店。
持ち込める程度の小物(扇風機とか)なら直接持ち込んで、故障内容によってはその場で電気屋のおっちゃんが直してくれることもありました。
私自身もこどもの頃に親と電気屋さんに行って「蛍光灯を変えても電気がつかなくなった」と相談したのを覚えています。
そこで
「日立 ○○(地域名)」
で検索すると、日立系列の電気サービス店(オレンジ家電・オレンジカデン)が見つかりました。
藁をもつかむ思いで電話すると、とりあえず一旦見てみて、すぐ直せるかメーカー修理が必要か判断してくれるとのこと。
同じ家電といっても、昔(昭和や平成初期)と今(2017年)ではモノが全然ちがいますよね。
昔は電気工事の資格を持ったおっちゃんがちょちょいと直してくれた家電もいまではそう簡単には直らない気がします。
見てくれるとは言ってくれましたが、現実的には
「ああ、こりゃメーカー(日立)に修理に出すしか無いですね」
とか言われるだけかなーと思っていました。
まさかの即日メーカー出張修理!
14時か15時ごろに来るはずの電気屋さんが16時になっても来なかったのはご愛嬌。
電話してみると「いろんなところを(修理依頼などのために)周っていて」とのこと。
それだけ地域に頼られているということだと信じましょう。
そしてやってきたおじさんは私のイメージの中の「まちの電気屋さん」そのものです。
敬語ではあるものの、最初からくだけた雰囲気で、長女(4)もすぐに打ち解けて私を差し置いて勝手に会話をしています。
おっちゃん、すげえな。
さすが地域に愛されて数十年(推測)。
電気屋さんは冷蔵庫のタッチパネル*1をいじって、調査用の特殊コマンドを入力。
結果表示を確認して日立のサポート(?)と電話で連携して原因を調査してくれました。
おじさんが来た時は異音が止んでいたのですが、しばらくするとおじさんの調査の真っ最中に大音量で鳴り響き、おじさんも事の重大さを認識してくれたようです。
電話の向こうのサポート担当の方にも「ほら、これ聞こえる?」と電話を向けて音を聞かせています。
こりゃまずいと言うことで、いろいろと掛け合ってくれて、なんと!結局、その日のうちに日立の出張修理が来てくれることになったのです。
電気屋さんすげぇ!
ありがとうございます!!!
原因は「霜」
数時間後には日立の出張修理の方が来てくれました。
実は音そのものや、音の発生状況から予想はしていたのですが、原因はやっぱり「霜」。
霜に体と意識を乗っ取られる寸前の送風ファン
この機種は霜を除去するためのヒーターが内蔵されているのですが加熱が間に合わないとこの写真のように霜が発達してしまうらしいです。
霜を除去したうえで、メーカーの方針*2に従ってヒーターを一本追加していただき無事修理完了。
出張修理のお兄さん、めちゃくちゃイケメンだった。
おわりに
検索して自分で調べたり、公式サイトで修理の依頼ができたりして、昔にくらべたらめちゃくちゃ便利な時代です。
コミュ障のわたしにとっては大いなる福音です。
それに、家電の故障率も下がっていることでしょう。
そんな現代でもまちの電気屋さんが生き残っている理由がわかった気がします。
- ユーザー ←→ メーカーサポート(ウェブサイト)
- ユーザー ←→ まちの電気屋さん ←→ メーカーサポート(電話)
顔の見えないウェブサイトと、電話一本で自宅まで来てくれる電気屋さん。距離感の違いは大きいですね。
(ウェブサイトの方は優先順位の付けようがないので、おそらくほとんど受付順でしょう。そう考えると電気屋さんは、現場を見て優先度をメーカーと調整してくれる役割と言えそうです)
故障状況に応じて上手に使い分けて行きたいものです。
後になって考えると、おっちゃんは手ぶらだったので自力で直すつもりはなかったと思われます。
あのおっちゃんも昔は扇風機とか洗濯機とか直してたのかな。
また、なんかあったらお願いしたいな。