今日（２０１７/１１/２９）、横綱・日馬富士が引退しました。
わたし自身も相撲好きなのですが、５歳の長女はまさにその日馬富士のファンです。
上の記事にも書いた通り、２歳２ヶ月で日馬富士を見ながらシコを踏むくらいの入れ込み様でした。
刑事事件であること
そんな娘を持つ親として今後に期待することはやはり第一に
事実を明らかにすること
です。
娘の大好きなお相撲さんたちが、みんな言っていることがバラバラ。
何があったのかも分からず、長女に説明することもできません。
（まあ、事実が明らかになってもオブラートに何重にも包んで説明するんですけどね）
この件はすでに刑事事件です。
憶測や怪情報が飛び交っていますが、まずは当事者たちがしっかり警察の捜査に対応し事実を明らかにしたうえで法律にもとづいて対処がなされるべきです。
一部のなんとか委員やなんとか協会のひとたちが謎理論を振りかざしているようです。
日本は法治国家だと思っていましたが勘違いだったのでしょうか。
貴ノ岩関に対する謝罪はなし
日馬富士の会見では貴ノ岩関に対する謝罪はありませんでした。
―暴力について、貴ノ岩関に思うこと
日馬「けがを負わせて、心も傷ついていると思います。これから礼儀と礼節を忘れずにちゃんとした生き方をして頑張って行って欲しいと思います」
なんなんでしょうこれ。
必ずしも公の場で貴ノ岩関への謝罪を述べるべきとは思いません。
別に当事者だけの場でもかまわないと思います。
しかしこの会見全文を読んで感じるのは
「ああ、殴ったことは反省していないんだな」
ということです。
日馬「（略）２６日に彼が僕のところに謝りに来て、そのときに、こうやってしかってくれるお兄さんがいることに感謝しろよ、気をつけてがんばれよと言って、握手して別れたわけですから。まさか、ことがこんなに大きくなるとは知りませんでした」
反省どころか感謝すべきと思ってたとのこと。
会見で本人がこれを口に出したことから、いまもそう思っている可能性が高いのではと思ってしまいます。
「やってはいけないことをやった」「叱った」「けがを負わせた」という表現に終始し、具体的に何をやって何が悪かったのか、一言も話していません。
警察の捜査中なのである程度はしかたないかもしれませんが。
おわりに
娘になんて伝えればいいんでしょう。
「日馬富士は他のお相撲さんに嫌なことを言われて怒って叩いちゃったたんだ。
相手のお相撲さんは「叩いてくれてありがとう」って思ってるって日馬富士は言ってる。
でもお相撲さんをやめないとみんなにもっと怒られるからしかたなくやめちゃうんだって。」
こうですか分かりません。
娘は自分のヒーローのかっこいい取組を見ることがもうできません。
せめて誠実な様を娘に伝えたかったです。
残念です。
