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うち天

アドラー心理学を子育てに活かそうとして日々挫折するブログ

アドラー心理学と子育て(うちの場合)


このブログのサブタイトルにも入れてる割りにまだブログ中でいちども触れていない「アドラー心理学」。岸見一郎『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』以来、空前のアドラーブームですね。アドラーは自身の唱える個人心理学(アドラー心理学)がこどもの教育にとても有効だと考えていたそうです。子育て関連のアドラー本も多数出版されましたね。

 

 

わたしも、嫌われる勇気をはじめ、何冊か読んでみました。

 青年と哲人の対話形式になっていてわかりやすい。ただサブタイトルにもなっているとおり、(成人向けの)自己啓発の側面が大きく子育てに関してはさらっと言及されている程度。アドラー心理学の考え方を知るにはおすすめです。共著者の一人古賀史健氏があとがきで述べているとおり、岸見一郎氏(哲学者。日本アドラー心理学会顧問)の哲学に関する知見によって再解釈された『岸見アドラー学』という趣きです。

あと、青年がキレすぎ(笑) わたしは紙の本だけでなくオーディオブックでも聴いたのですが、音声だと青年のキレっぷりがハンパねぇっすw 青年も哲人もナレーターの方の迫真の演技がすばらしい。

 

 

アドラー心理学とはなんぞやという形式的なことはあまり触れずに、「こんな時はこういう言い方で子育てしてみては?」と実践形式で教えてくれます。 逆に言うと、なんでそういう風にやるのかが省略されていて応用が利かない気がするので、他のアドラー本と併せて読むのがおすすめ。

 

 こっちはこどもたちがもうすこし大きくなったら活かせそう。

 

実生活に取り入れようとしたひとは分かると思いますが、アドラー心理学はとにかく実践がむずかしい。嫌われる勇気』の中で哲人も認めてる。

 

たとえば、アドラー心理学は「賞罰教育(ほめる、ごほうび、しかる、罰する(罰で脅す、など)」を否定します。

賞罰教育の先に生まれるのは「ほめてくれる人がいなければ、適切な行動をしない」「罰する人がいなければ、不適切な行動もとる」(後略)

嫌われる勇気』P.134

 

アドラー心理学では、子育てをはじめとする他者とのコミュニケーション全般について「ほめてはいけない」という立場をとります。(中略)ほめてはいけないし、叱ってもいけない。(中略)ほめるという行為には「能力のある人が、能力のない人に下す評価」という側面が含まれています。 

嫌われる勇気』P.196

 

(なるほど「ほめる=見下している」か。そんなつもりはなかったけどそう言われるとそう言えなくもないな、よしほめるのでなく、感謝やうれしい気持ちを伝えてみよう!!)

 

数時間後………

 

 子「おとーちゃん、これ見てみてー♡」

わたし「おお、そんなのできるんだ、すごいね!」

わたし「(無意識にほめちゃった)」

 

 

はたまた、長女とのおでかけ前のこと。

 

わたし「おトイレ行ってね」

子「………(あそびに夢中)。」

わたし「おトイレ行かないなら、おとーちゃんひとりでおでかけしてくるねー。」

子「いっしょに行きたいーーー!!!(泣)」

わたし「(また脅迫するような形になっちゃった)」

 

 

余裕があるときはまだしも、毎朝の起床~保育園の準備なんかは時間との戦いになりがち。登園までの 残り時間に反比例してアドラー実践の難易度は右肩あがりでうなぎのぼりです。そしてそんなときに限ってこどもはいろいろとしでかしてくれるんですよねー。結局とーちゃんのカミナリ………

こどもにはこちらが鬼に見えているかも。

 

いまのところアドラー心理学 on 子育ては、挫折の日々です。それでも挫折の中でたまーにうまく実践できるときもあって、そんなときは(うちの子、天使すぎ♡)と心のなかで小躍りしています。

 

という訳で、ブログタイトルはまっかな嘘。「とーちゃんはだいたいいつも鬼、うちの子はたまに天使」が現実ですので、この場にて謹んでお詫び申し上げます。 

アドラー先生、たのしい子育てがしたいです。

 

↓こちらは続編。 あれ、Kindle版が出てる。。。